更新日:2025年08月06日

名称 熊野神社十二番角力式(泣き相撲)
開催場所 花巻市東和町北成島5区1番地
開催期間 9月19日(例大祭)
問合せ先 三熊野神社
tel: 0198-42-3921

祭りの概要

 赤ん坊を双方の親方が抱き、声を掛け合って先に泣いた方が負けである。  9月19日の例大祭に出られるのは、地元にゆかりのある満1歳になる長男と決まっているが、5月上旬の全国泣き相撲大会は、 男女の別なく、2歳未満の子供なら誰でも参加できる。

起源

 宝永3年(1706)から始まったとされ、数え年2歳の幼児が「ヨォ、ヨォ」の掛け声で顔を近づけ、先に泣くと負けとなる。

 北・南成島の神社氏子の長子が各6組、相手を替えて2番ずつ取り組むため「十二番角力式」といい、1年の豊作を占う神事の性格がある。現在では、幼児の成長と豊作を祈る行事として続けられている。

 元は若者の取り組みだったものが、両地区に激しい勝敗争いを招いたため、幼児による泣き相撲に改められたと伝えられている。

 延暦21年(802)、坂上田村麻呂が神社創建の際に相撲をとらせたとする伝承もある。

交通アクセス

JR土沢駅から車で10分

釜石道東和ICから車で5分

JR新花巻駅から車で20分