更新日:2025年08月06日

名称 黒石寺蘇民祭(こくせきじそみんさい)
開催場所 奥州市水沢黒石町
黒石寺社
開催期間 旧暦正月7日〜8日
問合せ先 黒石寺蘇民祭保存協力会
tel:0197-26-3819

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祭りの概要

旧正月7日(妙見さんの祭り)
 午後10時 夏参り
 午後11時30分 柴燈木登り
旧正月8日(お薬師さんの祭り)
 午前2時 別当登り
 午前4時 鬼子登り
 午前5時頃 蘇民袋争奪戦

祭りの起源・由来

 『備後国風土記』の逸文によると「北海より南方に旅をしていた武塔神が人間に化身し、貧しい蘇民将来(そみんしょうらい)と裕福な巨丹将来(こたんしょうらい)という2人の兄弟に一夜の宿を求めたところ、巨丹将来はこれを拒み、蘇民将来は快く旅人を泊め粟飯で貧しいながらも精一杯もてなした。それから数年後、妻を娶り子を為した蘇民将来の所に再び武塔の神が現れ、自分の正体が建速須佐之男命であることを明かすと共に茅の茎で作った輪を身に付け『我は蘇民将来の子孫である』と唱えれば無病息災が約束されるであろうと告げたとされ、この逸話を基に平安時代中期には蘇民祭の原形が出来上がっていたのではないかと考えられている。武塔神の正体も地域により様々で、黒石寺においては薬師如来であったとされる。1200年以上の歴史があるとされる。 令和6年で終了。

交通アクセス

・JR東日本東北本線水沢駅よりバス30分、タクシー20分
・JR東日本新幹線水沢江刺駅よりタクシー15分
・東北自動車道水沢ICより車25分
・東北自動車道平泉前沢ICより車20分
旧正月7日の午後7時から臨時駐車場を用意しております。(国道343号線は、全面駐車禁止)