更新日:2019年05月14日

主な生産地
洋野町
概要
大野木工は、アカマツ・トチ・センノキ・ケヤキなどの豊富な森林資源に、地元のロクロ職人が丹精込めて作りあげた「木の器」です。「半割り方式」を採用した木の目の美しさと、プレポリマーの浸透により耐久性や耐熱性に優れ、油汚れにも強く、日常取り扱いも簡単な「温もりのある工芸品」として好評です。
歴史・沿革
昭和55年、東北工業大学の「大野村春のキャンパス80」をきっかけに、地元にある大工の技術を生かして、「裏作工芸」による豊かな村づくりが始まった。椀・皿・サラダボールなど木の食器が作られ、学校給食にも導入された「大野木工」は全国に知られるようになった。現在では、保育給食器の製作にも力を入れており、全国の保育施設に導入されている。
使用方法
大野木工は耐水性、耐熱性に優れ、食洗器にも使えるなど、取り扱いも非常に簡単で日常使う器としては最適です。学校給食器としても導入されており、また、あつらえがきき、細かな修理にも応じられる手づくりの工芸品として実用性には定評があります。
主な商品
・お椀: 2,730〜4,410円
・ボウル: 3,675〜19,950円
・トレイ: 1,575〜10,500円
・学校給食器セット: 11,424円
・保育給食器セット: 12,106円
受賞暦
昭和59年日本民芸協会賞・昭和59年岩手日報文化賞(産業部門)・平成元年岩手県知事賞・平成元年文部大臣賞
製造工程
木取り→粗ぼり→乾燥→中ぼり→乾燥→仕上げ→プレポリマー含浸法処理→塗装
問合せ先
一般社団法人大野ふるさと公社
〒028-8802
岩手県洋野町大野58-12-30
TEL0194-77-3202