からめ節
特徴
盛岡藩の白根金山や尾去沢鉱山など金山で生まれた唄。「金山踊からめ節」とも呼ばれる。「からめる」とは、掘り出した金・銀・銅を精選する作業のことで、藩政時代の金山奉行が婦女子にその所作を躍らせたのが「金山踊」または「からめ節」といわれる。
名称 | からめ節 |
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発祥地 | 盛岡市 |
歌詞 |
ハドッコイ〜〜ナ 金のべこっこに錦の手綱 金が出る〜白銀黄金 からめ〜と親父が責める |
気仙坂
特徴
大迫町外川目銭座は盛岡藩の公設銭座の初めで、鋳造作業のなかで「タタラ」を踏んで炉に風を送る作業がある。そのときの労作唄「鋳銭坂」が「気仙坂」に変化したものと考えられる。古風な落ち着きをもった格調高い唄で、盛岡市太田や雫石町などでは「鋳銭坂」(おいせ坂)と呼ばれ、祝儀の際に唄われている。
名称 | 気仙坂 |
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発祥地 | 花巻市大迫町 |
歌詞 |
気仙坂ヤーハーエー どこのエナ様 帯コ買うならば 鶴と亀ヤーハエ |
おいせ坂
特徴
別名「南部金引き唄」「銭座節」とも呼ばれ、二戸地方の「銭座節」(掛け声:ドーイドイ)と区分するために名づけたもので、「気仙坂」と同曲調の唄と考えられる。盛岡藩の公設銭座として花巻市大迫町外川目、二戸郡、九戸郡に次いで設けられた雫石町南畑で鋳造された銭を土橇に乗せて運び出すときに唄われた。現在、雫石地方では婚礼や新築などの宴席で唄われている。
名称 | おいせ坂 |
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発祥地 | 雫石町 盛岡市都南地区 |
歌詞 |
ハァヤッチョイ〜 ハァ雫石ヤアハアエ仁深瀬の ハァ娘子聞けヤアハアエ ハァ西根山ヤアハアエ |
名称 | 発祥地 |
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千福山 | 花巻市大迫町 |
銭座節 | 岩泉町 |
南部銭吹き唄 | 花巻市大迫町 |