更新日:2025年08月18日

| 読み仮名 | かしまじんじゃきゅうでん |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定 |
| 種別 | 建造物 |
| 指定年月日 | 昭和41年3月8日 |
| 数量 | 1棟 |
| 所在地 | 北上市鬼柳町満屋 |
| 所有者 | |
| 管理団体 |
概要
桁行(間口)74.2cm、梁間(奥行)66.6m、高さ199.9m。
桃山様式権現造の建造物で、室町期の様式も多分にみられ、本県におけるこの種の建造物として貴重な存在である。
南部氏が盛岡に来る以前の建造として、室町末期における盛岡の文化を知る唯一の資料である。
元禄10年(1697)の棟札の裏銘によると、永禄元年(1558)長右エ門が盛岡市愛宕山の神社として建造したもので、寛永18年(1641)南部重直が鬼柳村八幡宮に賜り、ついで、鹿島大明神の社殿に替わり、その際修理したとある。
また、別の棟札により、文化5年(1808)に鹿島館から現地に移したことが明らかである。