更新日:2019年01月29日

読み仮名 | きゅうすずきけじゅうたく |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 1984年 5月 1日 |
指定詳細 | |
数量 | 1棟 |
所在地 | 一関市厳美町 |
所有者 | 一関市 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
桁行16.062m、梁間9.116m、直屋、屋根は寄棟、茅葺。
食い違い四間取り型、壁は大壁造り。
旧鈴木家住宅は、もと一関市舞川字折の口にあったものを一関市が寄贈を受け、昭和54年に現在地に移築し、創建当初に近い形に復元したものである。
中型規模の民家で、壁の多い閉鎖的な家構えであるとともに、うしもち柱等孤立柱による素朴な架構を示している。
開口部の敷居溝、鴨居溝をそれぞれ3本溝とし、栗の柱はすべて手斧削りで、主要な柱の断面は長方形となる。
旧仙台藩領北部地方の古民家に広くみられる食い違い四間取り型民家形式の中で、原型に近い形を残しており、県下民家建築史を知る上で貴重である。
建築年代は18世紀中期を降らないものと推定されている。