更新日:2023年11月08日
読み仮名 | はちまんじんじゃほんでん |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 1991年 3月 29日 |
指定詳細 | |
数量 | 1棟1枚 |
所在地 | 奥州市胆沢小山字八幡堂 |
所有者 | |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
附 棟札、本屋 桁行2.428m、梁間1.982m。
向拝 桁行2.428m、梁間1.89m。
一間社、流れ造、屋根栩葺。
海老虹梁、手挟、大瓶束などの形も良く、全面に施された彩色、また内法長押上の小壁にみられる浮き彫り、そして丸彫りの木鼻類、さらには虹梁、海老虹梁、手挟の若葉文、渦文、袖切り線などの装飾手法は、巧緻、流麗である。
意匠的には、総体に近世前期の様式的特徴がみられ、棟札にいう延宝5年(1677)の建築と時期的に一致する。
覆屋の中にあって保存状態は良好、特に当初の栩葺屋根、堅魚木などの手法もみることができ貴重である。
本県近世前期における、秀逸な流れ造社殿遺構として建築史的価値が高い。