読み仮名 | はやまじんじゃほんでん |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 1991年 3月 29日 |
指定詳細 | |
数量 | 1棟 |
所在地 | 奥州市江刺米里字中沢 |
所有者 | (宗)麓山神社 |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
>附 棟札、本屋 桁行1.342m、梁間1.156m。
向拝 桁行1.156m、梁間0.860m。
一間社、流造、板葺。
本柱は八角形、向拝柱は大面取り角柱。
柱上に斗拱を組まず八角柱が直接に軒桁を支える。
軒は一軒繁垂木。
承応2年(1653)の銘がある造営棟名札から、建築年代、大工等の名も明らかである。
小品ながら流造特有の破風の曲線は力強く、変速形の豪直な海老虹梁、アーチ状向拝虹梁の形も良く、袖切部の意匠、渦文の手法も素朴、古式でかつ優れている。
現社殿は簡素な鞘殿(覆屋)の中にある。
寛延元年(1748)建造の桁行3間、梁間2間の旧拝殿が大破したので、この鞘殿を寛政2年(1790)に建て替えたものである。