更新日:2025年08月18日
| 読み仮名 | はやまじんじゃほんでん |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 建造物 |
| 指定年月日 | 平成3年3月29日 |
| 数量 | 1棟 |
| 所在地 | 奥州市江刺米里字中沢 |
| 所有者 | 麓山神社 |
| 管理団体 |
概要
>附 棟札、本屋 桁行1.342m、梁間1.156m。
向拝 桁行1.156m、梁間0.860m。
一間社、流造、板葺。
本柱は八角形、向拝柱は大面取り角柱。
柱上に斗拱を組まず八角柱が直接に軒桁を支える。
軒は一軒繁垂木。
承応2年(1653)の銘がある造営棟名札から、建築年代、大工等の名も明らかである。
小品ながら流造特有の破風の曲線は力強く、変速形の豪直な海老虹梁、アーチ状向拝虹梁の形も良く、袖切部の意匠、渦文の手法も素朴、古式でかつ優れている。
現社殿は簡素な鞘殿(覆屋)の中にある。
寛延元年(1748)建造の桁行3間、梁間2間の旧拝殿が大破したので、この鞘殿を寛政2年(1790)に建て替えたものである。