読み仮名 | すりさわはちまんじんじゃほんでん |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 1993年 9月 7日 |
指定詳細 | 1棟 |
数量 | |
所在地 | 一関市大東町摺沢字八幡前 |
所有者 | (宗)摺沢八幡神社 |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
本殿 桁行5.120m、梁間3.408m。
向拝 桁行1.715m、梁間2.133m。
木造。
桁行3間、梁間2間、入母屋造、桟瓦葺(もと茅葺)平入り。
中央1間に向拝がつく。
貞享3年(1686)の再興、その後享保13年(1728)に内陣の一部に改修が行われた。
昭和33年に屋根を茅葺から瓦葺に変更したのみで、保存状態は総体に良好である。
入母屋造、平入りの社殿形態や、海老虹梁、蟇股の形状、木鼻の彫刻には地方的特色があり、虹梁類に施された渦文、若葉文、社殿内部の装飾など細部意匠には優れたものがある。
江戸初期から中期に至る堅実な、様式的手法のみられる遺構で、本県における神社本殿建築史上貴重な作例である。