読み仮名 | けんぽんちゃくしょくかいざんりょうしょうがぞう |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 絵画 |
指定年月日 | 1959年 3月 17日 |
指定詳細 | |
数量 | 1幅 |
所在地 | 奥州市水沢黒石町字正法寺 |
所有者 | 正法寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 水沢市(みずさわ浪漫) |
概要
縦72.5cm。
横36.0cm。
正法寺開山無底良韶禅師の自画自賛と伝える絹本一幅の掛物装で法被をかけた曲録に袈裟をつけ、拂子を持って椅子に腰かけた像である。
作者は不明であるが、上方に延文5年(1360)良韶の自賛があり、小幅ながら作風は頂相(禅宗の祖師像)としての形式に従って描き、製作も穏健である。
無底禅師の遷化は康安元年(1361)6月14日であることから自賛はそれより1年前のことである。
良韶の自賛
從門入者入家珎
虚而霊々無位人
莫錯毫端得黙出
那辺退歩与他新
延文五年庚子六月7日
開□□沙門良韶自賛7
伝えて自画自賛という。