読み仮名 | しほんちゃくしょくかじがみず |
---|---|
指定種別 | 県指定 |
種別 | 絵画 |
指定年月日 | 2009年 3月 31日 |
指定詳細 | |
数量 | 3幅 |
所在地 | 盛岡市上田字松屋敷 |
所有者 | 岩手県 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
紙本著色鍛冶神図は、鍛冶神信仰の代表的な掛図である。火の神、鍛冶の神として全国的に信仰されている三宝荒神と、刀を打つ刀匠を中心とした掛図であるが、これほど多くの神仏や鬼神、刀工や人物などを、豊富に華やかに描いたものは全国的にも稀であり、しかも脇軸まで揃えて三幅対としている例はない。描かれている神仏は、阿弥陀三尊、不動明王、毘沙門天、風神・雷神、稲荷神、大黒天、さらには散華奏楽の飛天、日烏・月兎までも含み、鍛冶神信仰の内容を探る上で極めて貴重である。ことに山陰地方の白狐に乗る女神像・金屋子神と、本資料の稲荷神との関連は注目される。