更新日:2025年10月21日

読み仮名 もくぞうそうぎょうざぞう
指定種別 県指定文化財
種別 彫刻
指定年月日 昭和29年4月5日
数量 3体
所在地 奥州市水沢黒石町字正法寺
所有者 正法寺
管理団体

概要

像高
無底59.1cm。
月泉65.7cm。
道叟57.8cm。
正法寺開山堂には、代々の住職の肖像があるが、この3像は、初代の無底、二代月泉、三代道叟の像である。
初代、三代は、月泉より先に遷化し、二代月泉によりこの像が作られたために、月泉のみ寿像(生前の肖像)となされ得るように思われる。
三像の中で、月泉像が丈量大きく、作もすぐれ、よくその相貌がうかがわれる。
それぞれに墨書銘があり、奥州禅宗開拓普及の上にも貴重な資料である。


墨書銘
 無底
 明徳四年十二月□底和尚(1393)
 月泉
 干時明徳五年甲
 五月廿日開眼
 也
 成
 道叟
 大仏子立増
 正法第三世道叟
 和尚御影
 乙
 干時応永二年
 十月四日(1397)
 亥

画像