読み仮名 もくぞうやくしにょらいりゅうぞう
指定種別 県指定
種別 彫刻
指定年月日 1954年 4月 5日
指定詳細
数量 1体
所在地 一関市千厩町奥玉
所有者 大光寺
保持団体
管理団体
ホームページ 一関市(せんまやちょう文化財)

概要

像高153.2cm。
木造、一木造。
頭部は、前後ではぎつけ、背ぐりがあり、背板をつけている。
法衣をつけ、右手屈臂、掌を前にして薬壺をとる形をする。
両足をそろえて、岩上に直立する。
法衣に彩色した痕跡があり、特に、裾には藤原時代の丸文様が残されていて、平安文様の研究資料としても貴重である。
全体に、地方特色をもつ、平安後期の作である。
台座は後補である。