読み仮名 もくぞうしょうかんのんりゅうぞう
指定種別 県指定
種別 彫刻
指定年月日 1954年 4月 5日
指定詳細
数量 1体
所在地 一関市中里字大平山
所有者 永泉寺
保持団体
管理団体
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概要

像高168.7cm。
木造、ケヤキ材、一木造。
上半身裸で、細幅の天衣をまとい、肩の張りが強く、そう身で、体の線が裸形に近い、類例の乏しい作である。
もとは、彩色が施されていたらしいが、現状は、素木のようになっており、このことがかえって彫刻としての美しさを呈している。
本県に仏教が入ってきた初期の仏像の一つとみられ、聖観音を伝えるものは、県内にめずらしく、貴重な作品である。

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