読み仮名 | もくぞうしょうかんのんりゅうぞう |
---|---|
指定種別 | 県指定 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1958年 5月16日 |
指定詳細 | |
数量 | 1体 |
所在地 | 一関市室根町折壁字向山 |
所有者 | 南流神社 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
像高111.6cm。
木造、カヤ材、寄木造、漆箔仕上げ、彩色のあとを残す。
頭部は、前後ではぎつけ、背ぐりがあり、背板は別材、両腕は形で柄差し、右手は破損して残存する。
残存する部分は、すべて原型である。
南流神社は、もとは南流山慈眼院観音寺という室根山関係の観音堂であったが、明治35年、神社となり、現名を用いるようになった。
平安末期の作で、平泉文化圏で制作され、地方に残った作の好例である。