読み仮名 | もくぞうやくしにょらいざぞう ほか |
---|---|
指定種別 | 県指定 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1959年 3月 17日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 軽米町 |
所有者 | 徳楽寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
木造薬師如来坐像(1体)、木造脇侍菩薩立像(1体)、薬師如来坐像像高124.8cm。
木造、桂材、寄木造、彩色を施す。
頭部胴体は、一木から彫出し、内刳があるが、背板は欠失する。
膝(欠失)と左腕は別木ではぎつける。
薬師像であるが、手印、持ち物は欠失している。
光背、台座ともに欠失している。
脇侍菩薩立像像高124.5cm。
木造、桂材、一木造、彩色を施す。
宝髻、天冠台をつけ、天衣裳を着用し、右手垂下、左手屈臂して立つ。
光背、台座とも欠失している。
徳楽寺の薬師堂に安置されている。
薬師如来は、破損はしているが、主要部は残り、県北における平安期の仏像を代表するものとして貴重である。
脇侍像は、薬師三尊のうち、月光菩薩と推定され、作成年代は本尊と同じであり、九戸地方の仏像の特色をよく備えている。