読み仮名 | もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう ほか |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1963年 12月 24日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 奥州市江刺藤里字智福 |
所有者 | 愛宕神社 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
木造十一面観音立像(1体)木造毘沙門天三像(3体)十一面観音立像像高168.0cm。
木造、桂材、一木造。
漆箔仕上げであるが、箔は落ちている。
両手、両足は欠失しているが、平安期の優秀作の名残を留めている。
毘沙門天三像毘沙門天 像高189.0cm。
木造、桂材、一木造。
左手首と左足先欠失丸刀仕上げ(鉈彫)。
背刳がある。
吉祥天 像高95.0cm。
木造、桂材、一木造。
両手欠失しひじに丸刀仕上げ(鉈彫)が施されている。
善賦天 像高91.0cm。
木造、桂材、一木造。
丸刀仕上げ(鉈彫)。
頭部前半欠失、手先、左足先欠失する。
丸刀仕上げ(鉈彫)。
毘沙門天は、二匹の天邪鬼を踏んでおり、姿態に平安の古さが窺われる。
鉈彫(丸刀仕上げ)の作の中でも、まれな横の丸刀の目がはっきりでていることは、天台寺の聖観音とともに貴重である。