更新日:2025年11月17日

| 読み仮名 | もくぞうだんしんざぞう |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 彫刻 |
| 指定年月日 | 昭和40年3月19日 |
| 数量 | 1体 |
| 所在地 | 北上市黒岩 |
| 所有者 | 白山神社 |
| 管理団体 |
概要
像高49.3cm。
木造、カヤ材、一木造。
異形の冠をいただき、大袖の袍を着け、笏を執る。
目、ひげを墨で描き、唇を朱彩するほかは、素地を表す。
簡潔、直截な造顕の風は、平安以来の神像のもつ特徴といわれるが、この像は、きわめて素朴に彫出されている。
制作年代は鎌倉時代といわれているが、彫法に、平安末期の一連の様式的相貌が伺われる。
県内にみられる数多い古仏像の中でも希有の神像である