更新日:2025年11月17日

| 読み仮名 | もくぞうやくしにょらいざぞう |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 彫刻 |
| 指定年月日 | 昭和44年6月6日 |
| 数量 | 1体 |
| 所在地 | 奥州市衣川大字上衣川 |
| 所有者 | |
| 管理団体 |
概要
像高51.5cm。
木造、寄木造。
寄木造であろうが、内刳り内腕の総壁が塗りつぶされていて、寄木の具合、用材が詳細には分からない。
もともと、相当ていねいな作りの像であったと思われる。
螺髪の粒も、前列で36粒を数え、また、漆箔に塗り込められた下にひそむ衣紋などからも、それが窺える。
制作年代は、平安時代とみられるが、後世手厚く修理を加えたものである。
地方作として貴重な像である。