読み仮名 | もくぞうにおうぞう ほか |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1974年 2月 15日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 盛岡市玉山字一笠 |
所有者 | 東楽寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
木造仁王像(2体)木造十一面観音菩薩立像(5体)附 木造立像(1体)仁王像は、開口(阿形)と閉口(吽形)の2体である。
開口 像高218.7cm。
閉口 像高203.0cm。
両像とも、木造、桂材一木造。
背部から内刳りを施し、切り落とした背部材を削り、背板としてはぎ合わせていたものである。
(現在は欠失)制作年代は平安時代とみられる。
十一面観音菩薩立像附木造立像は1号 像高190.0cm、木造、はりきり材。
2号 像高176.0cm、木造、桂材。
3号 像高130.0cm、木造、はりきり材。
4号 像高164.0cm、木造、はりきり材。
5号 像高177.0cm、木造、桂材。
6号 像高88.0cm、木造、桂材(附木造立像)。
すべて、一木造の十一面二臂像であり、十一面が残るものは1体だけで、他は、宝髪額うえの柄穴の数から、十一面と推定される。
制作年代は平安時代とみられる。
仁王像および十一面観音ともに、盛岡市仁王にあった十一面観音立像を本尊とする堂宇から、南部重直の正保年間(1644〜1647)に盛岡市玉山区字館の姫神岳神社観音堂に移され、昭和2年(1927)現在の東楽寺に移されたものである。