更新日:2025年11月17日

| 読み仮名 | もくぞうでんじゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 彫刻 |
| 指定年月日 | 昭和50年3月4日 |
| 数量 | 2体 |
| 所在地 | 花巻市東和町安俵 |
| 所有者 | 凌雲寺 |
| 管理団体 |
概要
【その1】像高157.2cm。
頂上に仏面をつけずに頂髻を低く彫り、9面を頭の周りに配し、眼鼻や、宝冠は彫らないで、突起状に刻出した立像で、右は手先まで、左は腕先まで一木造である。
足指は彫らずに沓状に作り、条帛は天衣と連続しているのが特徴である。
【その2】像高166.6cm。
一木造、彩色の比較的よく保存されている立像で、背面の彩色文様が一部残っている。
十一面も、別彫りして差し込んであり、当初の姿を伝える作として貴重である。
2体とも鎌倉時代の作である。
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