読み仮名 | もくぞうじゅうにしんしょうぞう |
---|---|
指定種別 | 県指定 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1976年 3月 23日 |
指定詳細 | |
数量 | 12体 |
所在地 | 奥州市水沢黒石町字山内 |
所有者 | 黒石寺 |
保持団体 | |
管理団体 | 黒石寺 |
ホームページ | 北上川東岸の仏教文化と黒寺石 |
概要
木造、ひのき材、寄木造、彩色仕上げである。
もと、十二支獣形を頭頂に装着していたが、現存するのは、亥、未、巳の三獣をつけた神将形である。
本尊厨子の右側第1番目から
【その1】像高112.0cm。
猪頭を頭髪上に置く武将像である。
【その2】像高105.0cm。
兜を冠る武将像である。
【その3】像高104.0cm。
炎髪を釘留めした頭に、銅製透彫の前立金具を釘留めした武将像である。
【その4】像高106.0cm。
兜を冠る武将像である。
【その5】像高113.0cm。
炎髪釘留めの頭上に陀頭をのせた武将像である。
【その6】像高114.0cm。
頭上の髻前に羊頭をのせた武将像である。
厨子の左側第1番目から
【その1】像高107.0cm。
兜を冠る武将像である。
【その2】像高88.0cm。
首部欠失した、上半身裸形で、肩甲だけの像である。
【その3】像高107.5cm。
炎髪を釘留めし、両腕完存の上半身裸体の像である。
【その4】髪が箔落した裸頭で、肩甲をつけた上半身裸体の像である。
【その5】像高116.0cm。
鍬形つきの金具を兜前に釘留めした武将像である。
12像とも岩座に立っているが、岩座は後補である。
鎌倉時代の制作で、薬師如来を侍衛する十二神将が12具ともにそろっている貴重なものである。