読み仮名 | もくぞうしちぶつやくしにょらいりゅうぞう |
---|---|
指定種別 | 県指定 |
種別 | 彫刻 |
指定年月日 | 1981年 12月 4日 |
指定詳細 | |
数量 | 7体 |
所在地 | 紫波町赤沢字田中 |
所有者 | 宗教法人 正音寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
像高 中尊 128.1cm。
脇仏 (1)84.4cm(2)88.3cm(3)88.4cm(4)88.2cm(5)88.3cm(6)84.0cm木造 桂材 漆箔・漆塗。
「七仏薬師経」による七仏薬師像で、平安期の七仏薬師像7体がほぼ完存している例は全国的にも少なく貴重。
各像とも、螺髪刻出、白毫をつけ、耳朶環状、三道彫出、衲衣を通肩にまとい、両足をそろえて立つ。
中尊は一材から彫成、頭、体部に内刳り、蓋板をあて、両肩外側部、手先、足先を矧付ける。
表面の漆箔、漆塗、両手先、足先、持ち物、光背、台座は後補。
(ただし、中尊台座の反花、丸框のみ当初のものを残す)いずれも平安時代後期の作。