読み仮名 | いかずちもんじつばきちょうもくさいしつおい |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 工芸品 |
指定年月日 | 1979年 8月 17日 |
指定詳細 | |
数量 | 1背 |
所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
所有者 | 地蔵院 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
総 高さ 74.8cm。
胎 高さ 64.6cm。
幅(正面上縁で) 61.7cm。
(正面下縁で) 66.9cm。
奥行(上縁で) 57.6cm。
両開き扉付、三段造、四脚式、方形箱型の笈で、素材は檜製、それへの装飾は彫木漆装である。
縁回りは黒漆塗、正面は雷文地の上に、左右縦に3枚の扉をそれぞれ1つの画面に見立て、洲浜に植え込まれた椿の樹を、一本ずつ描く。
全面に朱彩を施し、要所には金箔を押している。
彫法と色彩はともにあっさりしているが、味わいは深い。
形状が方形の箱型であるのは珍しく、室町時代の作である。