読み仮名 | こんどうそうしょうぐんじぞうとうもんおい |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 工芸品 |
指定年月日 | 1979年 8月 17日 |
指定詳細 | |
数量 | 1背 |
所在地 | 平泉町平泉字衣関 |
所有者 | 願成就院 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
総 高さ 77.5cm。
胎 高さ(正面) 62.2cm。
(背面) 56.6cm。
幅(正・背面上縁で) 55.6cm。
(正・背面下縁で) 58.9cm。
奥行(上縁で) 27.2cm。
(下縁で) 30.5cm。
檜製金銅刻文の笈である。
冒額、周り縁、横木には、金銅板を張り、これには魚子を打つ。
冒額は勝軍地蔵を中心に、左に毘沙門天と烏天狗、右に不動明王と地蔵の五尊を刻み、両端には杉木立を配する。
この笈は、他に類例はあるが、形が整い、金銅の飾り板に打たれた文様は巧みである。
中尊寺には、彫木漆装の笈は数個あるが、これは金具の飾りである。
制作は室町時代である。