読み仮名 | まるにいしだたみもんすかしつば |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 工芸品 |
指定年月日 | 1985年 2月 5日 |
指定詳細 | |
数量 | 大小2枚 |
所在地 | 盛岡市上田字松屋敷(岩手県立博物館) |
所有者 | 岩手県 |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
大縦8.2cm。
横7.4cm。
厚さ0.6cm。
小縦7.5cm。
横6.7cm。
厚さ0.6cm。
鉄地堅長撫角形、耳打返し風丸耳。
切羽台を挟んで右肩と左裾に各1個ずつ丸に石畳紋を地透しする。
表の切羽台に「盛岡住源孝家」と銘を刻む。
大小2枚同じ仕立て。
源(橘)孝家は、盛岡藩お抱え鐔師で、鋤出し、透かし、象嵌、などは作行は広く、いずれも優れたものがある。
文様は家紋を主題とした簡素なものであるが、鉄の鍛えは緻密ですばらしく、その鏨の切り込みは実に鋭いものがある。
更に透かしにもみるべきものがある。
丸に石畳紋は和賀氏の紋といわれており、大小2枚揃って完存することは珍しく、貴重である。
県指定