更新日:2025年09月25日

| 読み仮名 | しょうこ |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 工芸品 |
| 指定年月日 | 昭和63年10月18日 |
| 数量 | 1面 |
| 所在地 | 奥州市江刺梁川字中宿 |
| 所有者 | |
| 管理団体 |
概要
面径19.3cm。
高さ4.9cm。
口縁部径21.2cm。
鋳銅製正円形側面に魚形の釣鐶座を設ける。
口縁部に次の銘がある。
「正和三年正月日中原別時踊鐘主友正之」時宗で、別時の念仏踊りに用いられた鉦鼓で、鉦架にかけて叩いたと考えられる。
友正は注文主であろう。
釣鐶座の孔の周囲は著しくすり減り、鉦鼓の数多くの打痕と共に、盛んに使用されたことを物語っている。
正和3年(1314)の銘は、県内にある類品のうちで、紀年銘のあるもので最古であり、出来ばえもよく貴重である。
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