更新日:2025年09月25日

| 読み仮名 | ながどうだいこ |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 工芸品 |
| 指定年月日 | 平成26年4月22日 |
| 数量 | 1張 |
| 所在地 | 二戸市浄法寺町御山久保 |
| 所有者 | 天台寺 |
| 管理団体 |
概要
面径74.5~76㎝、胴長80㎝、ケヤキ材、牛革張鋲留め。
胴は現状では朱漆塗りで、横に無数の筋目が走り、革を筋違い2列に鉄製笠鋲で止めた部分は黒漆塗りで、吊環は1カ所、鉄製四花形環座に切子環台がつき、鉄製円環が通されている。胴の割裂部分を各所内外から鉄かすがいで留めてある。
胴内から墨書銘が発見されており、墨書銘は太鼓製作時の銘のほか、元中9年(1392)、文安5年(1448)、永禄2年(1559)、元禄15年(1702)、宝暦5年(1755)の5回の張替修理銘がある。
製作時の銘文は年号のあった後半部分が後世の銘文を記載する際に削り取られているため、製作年代は不明であるが、張替期間を踏まえると鎌倉時代後期から南北朝時代前期ころと推定される。