読み仮名 | しほんぼくしょだいはんにゃはらみたぎょうだいいちひゃくいちじゅっかん |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 書跡 |
指定年月日 | 1977年 4月 26日 |
指定詳細 | |
数量 | 1巻 |
所在地 | 平泉町平泉字大沢 |
所有者 | 毛越寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
紙本墨書、1行177字詰(21紙)の冊子装折本である。
奥書に、別筆で伝来事由をかき、康和二年十月廿二日、散位伴親行と署名があり、また、表紙裏に、高雄山文覚上人御等の墨書がある。
康和2年(1100)は、平泉御所藤原清衡在世中であり、写経流行の頃である。
散位伴親行については詳かでではないが、和賀郡成島の毘沙門堂内、観音木造の胎内銘にあり、縁女伴氏云云承得(承徳)二年(1098)十二月十日とあり、当時の伴氏の存在が確実である。
本県における希有の書跡として貴重である。