更新日:2025年10月15日

| 読み仮名 | げんぽんむけいろく |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 典籍 |
| 指定年月日 | 昭和40年3月19日 |
| 数量 | 15冊 |
| 所在地 | 一関市大東町渋民字伊勢堂 |
| 所有者 | 芦文八郎 |
| 管理団体 |
概要
判型16.2cm×24.5cm。
原著者は、一関市大東町渋民出身の芦東山で、本書は、その自筆原本である。
尚書礼記等に散見する漢土古代の刑律をはじめ広く後世にわたっての律文をまとめ、評論考説を加えたもので、宝暦5年(1755)に脱稿した刑法理論の原本である。
明治10年(1877)、元老院より出版された『無刑録』は、この原本無刑録第1冊を整理分類し、2巻としたため16巻となったものである。
『無刑録巻ニ』とある第1冊は『無刑録巻一本刑本上、巻ニ刑本下』の脱字である。
15冊の内訳は次のとおりである。
無刑録巻ニ 刑本下(75枚)
刑官 上・下 三・四(79枚)合本
刑法 上・下 五・六(86枚)合本
刑具 七 (29枚)
流贖 八 (42枚)
肆赦 九 (41枚)
聴断 十 (69枚)
議辟 十二(54枚)
詳□ 十一(70枚)
無刑録巻十三和難 上(43枚)
無刑録巻十四和難 下(38枚)
無刑録巻十五伸理 (49枚)
感召 十六(52枚)
欽恤 十七(42枚)
濫縦 十八(50枚)
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