読み仮名 | もりおかはんざっしょ |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 古文書 |
指定年月日 | 1993年 6月 4日 |
指定詳細 | |
数量 | 189冊 |
所在地 | 盛岡市内丸(もりおか歴史文化館) |
所有者 | 盛岡市 |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
縦46.5cm。
横66.0cm。
雑書がいつ頃から書き始められたのかは不明であるが、現在伝承されているものは、寛永21年(1644)3月14日から天保11年(1840)12月晦日(30日)までの197年間分である(このうち15年分が欠本)。
本書は別名を「南部藩家老席日誌」とも呼ばれているように、家老席で「御物書」が記録したものである。
記述の形式は毎日の日付けの下に、その日の天候と当番の家老名が3人前後列記され、その次に本文が記載されている。
本文をみると、藩政の初期から幕末近くまで、藩内の政治、経済、社会、宗教、その他にわたり、特に領内の人口統計や馬買役人の来藩などをはじめ、凶作、飢饉、百姓一揆等にも及んでいる。
このように本書は、諸事万般にわたる社会事象が日記形式で記録されており、質量ともに内容豊かであり、盛岡藩の歴史を究明する上で、第一級の史料である。