更新日:2025年08月21日

| 読み仮名 | てっとう |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 考古資料 |
| 指定年月日 | 昭和31年7月25日 |
| 数量 | 1基 |
| 所在地 | 平泉町平泉字花立 |
| 所有者 | 千手院 |
| 管理団体 |
概要
高さ 89.4cm。
文和4年(1355)観自在王院の鶴池の中島に安置された鉄鋳の宝篋印塔で、いまは九重の相輪と笠部が欠失し、円筒形の身部と台座だけが残っている。
身部の陽鋳それている銘文によれば、法華経六十六部を筒内に納め、法界衆生の速成仏道を願って、権律師幸賢等が文和4年に安置したとの意が記されている。
信仰史上貴重な遺品であり、異体文字もあって、金石文としても価値が高い。