読み仮名 | てっとう |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 考古資料 |
指定年月日 | 1956年 7月 25日 |
指定詳細 | |
数量 | 1基 |
所在地 | 平泉町平泉字花立 |
所有者 | 千手院 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 平泉の文化遺産 |
概要
高さ 89.4cm。
文和4年(1355)観自在王院の鶴池の中島に安置された鉄鋳の宝篋印塔で、いまは九重の相輪と笠部が欠失し、円筒形の身部と台座だけが残っている。
身部の陽鋳それている銘文によれば、法華経六十六部を筒内に納め、法界衆生の速成仏道を願って、権律師幸賢等が文和4年に安置したとの意が記されている。
信仰史上貴重な遺品であり、異体文字もあって、金石文としても価値が高い。