更新日:2025年08月21日

| 読み仮名 | ふどうみょうおうえぞうひ |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 考古資料 |
| 指定年月日 | 昭和50年3月4日 |
| 数量 | 1基 |
| 所在地 | 紫波町南日詰字箱清水 |
| 所有者 | 滝浦肇 |
| 管理団体 |
概要
元享三年四月八日の銘あり。
高さ165cm。
幅138cm。
厚さ30cm。
粘板岩で、手を加えていないため、不規則で、中ぶくれになっている。
銘文に「元亭三年(1323)四月八日」とあり、不動明王立像(カルラ炎あり)を線刻している。
粗描ではあるが雄渾である。
県内で仏像を線刻した中世の碑の中で、紀年銘を有しているのはこの碑のみである。
岩手県内で、最も古い絵像碑と考えられ、庶民信仰史上貴重である。