読み仮名 | とくたんじょうあとしゅつどひん |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 考古資料 |
指定年月日 | 2013年 11月 5日 |
指定詳細 | |
数量 | 2点(琴天板1点、木製冑1点) |
所在地 | 矢巾町大字西徳田 矢巾町歴史民俗資料館 |
所有者 | 矢巾町 |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
外郭西門跡南東部の工房施設に挟まれた井戸から出土したもので、琴天板は一部が欠損、切断され、さらに井戸枠転用時に側面に切り込みが入れられてはいるものの、琴の凡その形状は復元可能である。当該期の復元可能な琴資料は希少であるばかりでなく、本資料は国内最北の琴の出土例である。
木製冑は井戸の水桶(釣瓶)に転用された後に、井戸内に廃棄されたもので、放射性炭素の測定年代によれば7世紀の製作と推定され、長期間伝世の後、転用・廃棄されたものである。