読み仮名 | かんのんぐじおよびつつ |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 歴史資料 |
指定年月日 | 1977年 4月 26日 |
指定詳細 | |
数量 | 1具 |
所在地 | 二戸市浄法寺町御山字御山久保 |
所有者 | 天台寺 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ | 二戸市(八葉山天台寺) |
概要
筒 高さ20.4cm、外径10.9cm、内径9.88本が応永16年(1409)のものである.願主は、白雲道山である。
観音籤の流行は、室町時代からといわれるが、天台寺の観音籤及び筒は、応永16年(1409)の紀年銘があり、字体も当時のものとみられ、当初の遺品であるとともに、岩手県最古の紀年銘遺品として貴重資料である。
88本の原籤には「桂泉公用」の墨書がある。
「唐本の竹簡をもって謄す」の銘から推し、円任請来の「判一百條」の写しと考えられ、占術信仰史の上から特に貴重な資料である。