更新日:2025年10月15日

読み仮名 みやたほうきょういんとう
指定種別 県指定文化財
種別 歴史資料
指定年月日 昭和58年8月5日
数量
所在地 一戸町月館字大畑
所有者 個人
管理団体

概要

総高79.5cm(相輪欠失)。
花崗岩製で、基礎は二壇造り。
下壇は1辺43cm、上壇は1辺32cmで共に方形、主体部の正面及び左右側面に銘文が陰刻されている。
塔身は1辺19.5cmの立方体で、前後左右の4面とも二段の輪郭をつけ、それぞれ一字ずつ梵字が陰刻されている。
笠は1辺36cmの方形で、四隅は開き気味に高くなっている。
四段の作りだしがあり、最上部は1辺12cmの方形で中央を露盤状に作り、その真ん中に直径5cm深さ9cmの相輪を差し込む穴が掘られている。
県内にある宝篋印塔の中で、中世の紀年銘〔応永5年(1398)〕のある唯一のものである。