更新日:2019年01月29日

読み仮名 | とよきちのはか |
---|---|
指定種別 | 県指定 |
種別 | 歴史資料 |
指定年月日 | 2011年 5月 10日 |
指定詳細 | |
数量 | 1基 |
所在地 | 一関市真柴字原下 |
所有者 | 社団法人一関市医師会 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
高さ78㎝(台座石を含んで115㎝)、横24.5㎝(台座石103㎝)、奥行23.5㎝(台座石80㎝)
豊吉之墓は、天明5年(1785)11月13日、この地で斬罪に処された盗賊の豊吉の遺体を解剖した一関藩医らが、その由来を刻して解剖の事績とし、その霊を弔ったものである。
一関藩医による解剖は、わが国初の医学的人体解剖から31年後、東北地方では米沢藩医の2例に続く3例目にあたる初期の事例にあたる。
豊吉之墓は、この事績を今に伝える全国でも2番目に古い人体解剖碑であるとともに、大槻玄沢に代表される一関藩領における蘭学の浸透を伝える貴重な資料である。