読み仮名 のうこつき
指定種別 県指定
種別 有形民俗文化財
指定年月日 1979年 2月 27日
指定詳細
数量
所在地 平泉町平泉字衣関
所有者 金色院(中尊寺)
保持団体
管理団体 中尊寺
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概要

金銅製五輪塔(1基)
 木製五輪塔(6基)
 竹筒(10基)
 木製小箱型(1基)
 木製仏像型(1基)
 金銅製五輪塔
 高さ2.5cm、五輪塔で、空輪の一部を欠く。
木製五輪塔
 高さ4.2〜8cm、一木のものと途中でつないだものと2種類あり、多くは黒漆、墨、金箔等を施してある。
竹筒
 長さ1.4〜10cm、直径1.0〜2.0cm、上端及び下端に欠損箇所がみられる。
木製小箱型
 縦2.2cm、横2.5cm、四角の木を彫り凹めたものである。
木製仏像型
 高さ12cm、一木造。
いずれも中尊寺金色堂解体の際に発見されたものである。
年号の記銘はないが、他地方の納骨納入の風習や、同時に発見された笹塔婆の記年銘から考えても、中世を下らないものと推定される。
中世の庶民信仰資料として、本県で発見された唯一の例であり貴重である。