| 読み仮名 | じゅんれいのうさつ |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定 |
| 種別 | 有形民俗文化財 |
| 指定年月日 | 1979年 8月 17日 |
| 指定詳細 | |
| 数量 | １枚 |
| 所在地 | 一戸町鳥越字宮古沢 |
| 所有者 | 個人 |
| 保持団体 | |
| 管理団体 | |
| ホームページ |
概要
長さ45.1cm。
幅9.3cm。
ヒノキ材の板製、刻字である。
上部に梵字が３字（キリク、サク、サ）が彫られている。
観光上人が、永正９年（1512）に奥州糠部郡33か所を巡礼した時の納札である。
札の伝承状況が、観光上人が札打ちした当時のままと考えられ、岩手県北に残る中世の巡礼札として貴重である。
上部に梵字３字のほか、次の銘文がある。
右三番岩屋寺へかきわけのほり見おろせば 中央奥州糠部郡三十三所之巡礼観光上人永正九年壬申六月吉日 左鳥越松のあらしものり声かと（朱書） 浄□。
その下に爲 □□□□と朱書きがある。
沙□