指定種別 | 県指定 |
---|---|
種別 | 有形民俗文化財 |
指定年月日 | 1981年 3月 31日 |
指定詳細 | |
数量 | 10幅 |
所在地 | 花巻市東和町上浮田 |
所有者 | 個人 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
縦70.4〜172.0cm。
幅31.5〜55.0cm。
10幅のうち、絹本6、紙本4幅である。
時代は南北朝から室町末期にかけてのものである。
10幅の内訳は、次のとおりである。
1高祖太子連座の御影
2太子源信連座の御影
3善導和尚画像
4放光報身阿弥陀如来画像
5放光化仏出現報身阿弥陀如来画像
6放光報身阿弥陀如来画像
7太子孝養像
8太子黒駒登岳図
9太子信者引接の図
10六字の名号
年号のあるものも含み、10幅もまとまって1か所に残っている例は珍しく貴重である。
また、書表装といって1枚の紙に表装分と仏画の分を書いているもの、截金といわれるもので、金泥の絵の具でなく、砂金をつぶし、紙のように伸ばし、それを切ってはりつけて絵を作ったもの等価値が高い。
まいりのほとけ一連のものとして貴重であるばかりでなく、その源流を歴史的に証拠だてる資料として貴重である。