読み仮名 | なんぶえごよみ |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 有形民俗文化財 |
指定年月日 | 1982年 3月 30日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 八幡平市 |
所有者 | 個人 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
田山暦木活版木(85個)手書経文(1部)嘉永2年木活版絵暦(1枚)江戸時代の中頃は、全国的に冷害・凶作の続いた時代で、高冷地の田山地方も大きな被害をうけた。
そのころ、村の書き役を努めていた善八という者が、農民救済のため、農業経営の目安にするために作った暦が、田山暦とよばれるものである。
暦の絵は、当初は手書きであったが、需要の多くなった文化年間(1804〜18)の頃から、木活版木をひとつひとつ和紙に押してつくるようになった。
1部の暦に270回も版木を押すので時間がかかり1日、に十数部つくるのが限度といわれている。