読み仮名 | はなまきにんぎょうのかた |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 有形民俗文化財 |
指定年月日 | 1988年 1月 16日 |
指定詳細 | 25組半・51点 |
数量 | |
所在地 | 北上市芳町 |
所有者 | 北上市 |
保持団体 | |
管理団体 | |
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概要
粘土製。
型は、表型・裏型と合わせて1組となり25組ある。
他に表型がなく裏型のものも半組ある。
花巻人形は、粘土を合わせ型で抜き出し乾燥させ、素焼きにした人形に胡粉の下地を塗り泥絵の具などで着彩して仕上られたもので、江戸中期の享保年間(1716〜36)から花巻で製作された土人形である。
この花巻人形の型は、文政〜慶応までのもので、旧蔵者である照井浩氏から北上市立博物館が寄贈を受けたものである。
製作年月等のほかに、米の値段や日照り、火災など世の中の状況が簡明に刻まれたものが多く、当時の民俗を知るうえにも参考になる資料である。