読み仮名 県指定
指定種別 有形民俗文化財
種別 1988年 1月 16日
指定年月日
指定詳細
数量 5幅
所在地 北上市口内町松坂
所有者 個人
保持団体
管理団体
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概要

1 山越え阿弥陀、観音、勢至画像3幅対
 阿弥陀 縦165cm、横58cm、紙本着色、軸物。
観音 縦166cm、横58cm、紙本着色、軸物。
勢至 縦167cm、横58cm、紙本着色、軸物。
恵心僧都が夢中で感得して画いたと伝える山越え弥陀三尊の系統を引く図柄で、裏銘により時代が判り、保存状態も良い。
浄土宗系でも真宗の民間布教の形式にならって、まいりのほとけとして来迎阿弥陀如来の救済を説いたものと思われ、当時の民間信仰を知る良い資料である。
2 孝養太子画像
 縦155cm、横58cm、紙本着色、軸物。
二つに分けた長い垂髪を持ち、柄香炉を手にした16歳の年という眼の大きな聖徳太子の画像で、由緒も明らかであり、民間信仰資料として貴重である。
3 地蔵十王画像
 縦186cm、横60cm、紙本着色、軸物。
中央に大きく地蔵を、上部に十王仏、下部に生前の行為が鏡にうつされている画面を画く、下端の人物は亡き家族達であろう。
中有の亡者が冥府に入り十王の庁を次々に訪れ、3周年の間に各王庁で娑婆でおかした罪の裁きを受け、それにより来世の落ち着く場所が定まるという様を現している。
保存もよく修理銘もあり良い資料である。
3幅共に享禄5年(1532)の銘がある。

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