指定種別 県指定
種別 有形民俗文化財
指定年月日 2004年 7月 30日
指定詳細
数量 1枚
所在地 盛岡市上田字松屋敷(岩手県立博物館)
所有者 岩手県
保持団体
管理団体
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概要

田山暦は、江戸時代中期の度重なる飢饉の中で、農民救済のため農業経営の目安として考え出されたものである。
読み書きできない人にも理解しやすいように絵で組み立てた暦で、農具や生活用具、十二支の動物などすべて身近なもので表現している。
初めは手書きであったが、喜ばれて需要を増し後に木活となった。

田山暦はもともと発行部数が少ないこと、暦という性格上その年が過ぎれば廃棄されるもであることから、現存するものは極めて少なく、所在が確認されている田山暦の中では天明三年暦が最古である。