更新日:2025年08月28日
| 読み仮名 | なんぶえごよみ てんめいさんねんたやまごよみ |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定 |
| 種別 | 有形民俗文化財 |
| 指定年月日 | 平成16年7月30日 |
| 数量 | 1枚 |
| 所在地 | 盛岡市上田字松屋敷(岩手県立博物館) |
| 所有者 | 岩手県 |
| 管理団体 |
概要
田山暦は、江戸時代中期の度重なる飢饉の中で、農民救済のため農業経営の目安として考え出されたものである。
読み書きできない人にも理解しやすいように絵で組み立てた暦で、農具や生活用具、十二支の動物などすべて身近なもので表現している。
初めは手書きであったが、喜ばれて需要を増し後に木活となった。
田山暦はもともと発行部数が少ないこと、暦という性格上その年が過ぎれば廃棄されるもであることから、現存するものは極めて少なく、所在が確認されている田山暦の中では天明三年暦が最古である。