読み仮名 | えさしやながわかなづりゅうししおどり |
---|---|
指定種別 | 県指定 |
種別 | 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 1978年 4月 4日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 奥州市江刺梁川字小林 |
所有者 | |
保持団体 | 金津流鹿躍保存会 |
管理団体 | |
ホームページ | 金津流梁川獅子躍 |
概要
附 金津流鹿躍本體巻及び金津流鹿躍伝授之目録、宮城県北部から岩手県南部地方にかけて分布する鹿踊は、身につけた太鼓を自ら打ちながら踊る「太鼓踊系鹿踊」と呼ばれるもので、鹿角のついた頭と背負った長いササラが印象的である。
宮城県志田郡松山町から文政11年(1828)に江刺郡稲瀬村石関に伝えられ、明治5年(1872)に現在の梁川村に伝えられたとされ、金津流を伝える伝授書がある。
演目に、「礼庭」「案山子」「土佐」「霧島」「鉄砲踊」等があり、その間にはさむ「女鹿狂」「中山狂」「燕狂」「相初川原の狂」など活発な踊りがある。
また、舞型にツバクロ返しや鳥ばねなど技巧に演ずることも特徴である。
師匠伝授の儀礼に四門くぐりの伝承を有することも価値が高い。
かつては盂蘭盆の供養として寺院や民家の庭で踊り、地元の神社の例祭に奉納したが、現在では松尾神社の例祭(9月12日)など神社の例祭や江刺甚句祭(5月3日〜4日)など祭や各種芸能大会、あるいは依頼に応じて随時公演を行う。