更新日:2022年07月05日

読み仮名 | いちのへのやまぶしかぐら |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 2012年 11月 13日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 二戸郡一戸町小鳥谷、二戸郡一戸町中山 |
所有者 | |
保持団体 | 高屋敷神楽保存会、中山神楽保存会 |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
一戸町は神楽が盛んに演じられてきた地域であり、今日でも高屋敷神楽、中山神楽、女鹿神楽、小友神楽、田中新山社神楽が活動しており、休止している団体として楢山神楽、岩清水神楽をあげることができる。以前はほかにも各地に神楽が伝承されていた。その由緒や来歴は必ずしもはっきりしない。だが、一戸町における神楽はほぼ同流であると考えられており、近世の一戸を年行事として支配した山伏である吉祥院が管轄する神楽に淵源していると思われる。
その中で、高屋敷神楽は多数の演目を保持していることにおいて群を抜いており、特徴的な演目が北東北における山伏神楽の古い形態を残している。また、中山神楽は岩手県北や青森県南の旧盛岡藩領を中心に広がる中山手の源流であり、山伏神楽の発生又は成立を示すもの、変遷を示すもの、地域的な特色を示すものとして典型的な事例である。
※写真上…中山神楽、写真下…高屋敷神楽
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