読み仮名 | のだたてあなじゅうきょぐん |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 1954年 4月 5日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 九戸郡野田村大字野田 |
所有者 | 野田村 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
標高100mほどの中平山といわれる丘陵地で海が眺められる景観のよい場所にある。
昭和27年(1952)以来4次にわたる発掘調査の結果、面積7haの地域に百数十カ所の竪穴住居跡があり、ロクロ使用の痕跡が明瞭な土師器および須恵器が出土している。
これらは、奈良時代から平安時代にかけて使用されたものである。
また、鉄鏃・鉄製耳輪・鉄釶・青銅器・琥珀玉も出土している。
平安時代律令政府の開拓以前に、すでに高度の文化をもっていることを示す、本県の文化の発展を知るうえで貴重な遺跡である。