読み仮名 | たんないさんじんじゃきょうづか |
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指定種別 | 県指定 |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | 1965年 3月 19日 |
指定詳細 | |
数量 | |
所在地 | 花巻市東和町丹内 |
所有者 | 個人 |
保持団体 | |
管理団体 | |
ホームページ |
概要
丹内山神社は、古代に大聖寺と呼ばれていたが、明治維新のときに神社となり丹内山神社と改めた。
坂上田村麻呂東征の際に社殿を改築し、承和年間(834〜848)に釈日弘・堂を造り不動明王を安置して丹内山権現と称したといわれる。
経塚は丹内山神社に接する高さ400〜50mの山上にあり、西塚からは凝灰岩経筒と北宋銭18枚、東塚からは影青四耳壺・白磁無紋の甕・湖州鏡・北宋銭1枚が出土している。
この二つの経塚はともに石室を有し、特に西塚は一抱えもある山石で互角形に囲んだ石室を二重の覆石で上から口を被い、そこを10〜30cm大の山石を盛り上げて作っている。
このような石室のある経塚は珍しく、石室の原形も善く保存されており貴重である。