更新日:2025年08月22日

| 読み仮名 | しもかどおかひじりづか |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定 |
| 種別 | 史跡 |
| 指定年月日 | 昭和40年6月6日 |
| 数量 | |
| 所在地 | 北上市稲瀬町水越 |
| 所有者 | 北上市 |
| 管理団体 |
概要
下門岡ひじり塚は、歴史上の人物としてその事蹟が知られている鎌倉時代の武将河野通信の墓塚に比定される遺跡である。
正安元年(1299)に作成された「一遍上人絵伝」(昭27国宝指定)は、景観を実地に則して忠実に描写してあるので定評がある。
一遍は弘安3年(1280)、42歳のとき江刺郡まできて祖父の墓を厚く弔っているが、絵伝第5巻第3段の「祖父通信墳墓」は、その時の景観を描写しており、この付近の写景が、現存「ひじり塚」近傍の景観と一致している。