更新日:2025年09月26日

| 読み仮名 | たのはたしろばなしゃくなげぐんらく |
|---|---|
| 指定種別 | 県指定文化財 |
| 種別 | 天然記念物・植物 |
| 指定年月日 | 昭和29年4月5日 |
| 数量 | |
| 所在地 | 田野畑村田野畑北山国有林内 |
| 所有者 | 国 |
| 管理団体 |
概要
シロバナシャクナゲは、北山崎の南側の急斜面に自生する。
散生するアカマツを主とした自然林に混じって、見事な生育が見られる。
シャクナゲは本来、亜高山帯から高山帯にかけて育成する植物で、そうした場所では樹高2m程度であるが、ここのシャクナゲは3〜4mほどにのび幹も太い。
この地域の気候が高山のように厳しくないためであろう。
シャクナゲの類は、本州では亜高山帯以上の山に分布するのが普通で、海岸に見られるのはきわめて珍しく貴重である。